STEP1 コンサルテーション
初めての方は、10分程度、コース内容の説明と、その時の体調、体質、メンタルの状態、性的願望、NG項目、セーフワードなどをお伺いする時間をいただきます。
緊縛は、心と身体を解放する一つのツールだと考えていますが、危険を伴うものでもあります。縛る側の技量だけではなく、縛られる側の体質や体調によって、様々な状況が考えられます。
万が一にも突発的な状態になった場合に慌てるのではなく、どのような危険な状況が想定されるのかをあらかじめ知っておく事は、緊縛事故の防止の為に非常に重要です。縛り手である当方は、お客さまの様子を冷静に観察して予期せぬ事態に陥らないように細心の注意を払いますが、受け手側であるお客さまにも、緊縛を行った場合に起こりうる怪我や病気の症状について知っていただき、自分の身体を守る意識をお持ちいただくことが大切になります。
また、SMはロールプレイですので、コミュニケーションと話し合い、相互合意が大切になります。そのため、事前にセーフワードを決めておきます。M側は気分を盛り上げるため、わざと嫌がるフリをします。S側はこれを無視して責めを行うのですが、M側が本当にやめてほしいときに意思を伝えることができません。そのため「行為を止めるためにあらかじめ決めた言葉やジェスチャー」である「セーフ・ワード」を設定します。
最も簡単で一般的なセーフワードは、信号の色を使うことです。青は「続けて」の意味、黄色は「止める必要はないが抑えて欲しい」という合図、赤は「ノー、止めて、そして終わり」という意味です。このようにして不本意なプレイを回避します。
STEP2 緊縛プレイ
プロの緊縛師が使用する縄と言われる「麻縄」を使用します。中でも、女性を縛っても肌に負担がかからない「ジュートロープ」を使用します。赤や黒といった色のついたロープも見栄えはいいのですが、素材の味を最も活かすのが麻縄での縛り方なのは間違いありません。
高級麻縄”凌駕” 6mm/7M 天然色 最高級ゴールデンジュート使用 プロ仕様
麻縄を使用する理由は、やはり「見た目」です。麻縄は江戸時代の拷問などにも使用されてきた縄です。そのため日本人には西洋的なロープよりも被虐的に映るのです。また緊縛ショーでは女性を縄で宙吊りにしますが、滑りやすいSMロープよりも麻縄のほうがケガをしにくいというメリットもあります。そして、ジュート麻縄を使用すると、「縄鳴り」がします。縄鳴りとは、女性を宙吊りにしたときに、梁に縛った縄が重みで軋んで「ギギギ」と音を立てること。この音が縛られた女性をより被虐的に演出するのです。
緊縛と言っても、その縛り方(方法)には様々な種類があります。
その中でも、比較的ポピュラーと思われる緊縛の縛り方を、行っていきます。
緊縛と言えば亀甲縛りとなる程、代名詞のように興味本位で語られる事の多い縛り方です。厳密にいうと身体正面の部分の縄で菱形が形成される為、「菱縄縛り」と呼びます。
この縛りだけでは拘束力はありませんが、女性のしめやかな白い肌に、縄がよく映えるため、美しさを引き立たせてくれる縛り方です。
また、下着を着けた状態で股間部に縄を通す(股縄)ことで、股縄が女性の秘部に深く食い込み、ほどよい刺激と快感を与えます。
一番ポピュラーで愛用されている縛り方です。両腕を背中側で組み、その腕を束ねるように縛った所を起点とし、背中の中央を展開点として上腕と胸元に縄をかけていく縛り方になります。
後手縛り自体は一本の縄があれば出来ますが、プロの緊縛師がよく使うのは縄を二本使った後手胸縄縛りです。胸縄を上下ともに二重に巻く点と、胴体と腕の間に閂を入れることで、縄一本のときよりも強い拘束感が生まれます。
椅子の背や柱などの外部の固定物に両足を開かせた状態で拘束する縛りですが、「後手胸縛り」など他の縛りと併用する事で外部の固定物を利用しなくとも、M字開脚姿にすることが出来ます。
比較的、長時間同じ体勢を維持する事も可能なので、じっくりと陵辱したい場合などには都合のいい縛りです。この状態で目隠しをつけて放置プレイをしたり、性器を電マやバイブで責めたりして、陵辱します。
クリップ式の乳首責めアイテムをご用意しております。両クリップを乳首に挟んで適度な痛みを与えるアイテムで、乳首責めによる調教を楽しむために用います。
ご希望の方にはムチで責め立てるオプションを用意しております。
ムチは、バラ鞭(ナインテール)を使用します。見た目や音は非常に派手で痛そうに見えるのですが、実際に使ってみると音ほどの痛みはありません。初心者がムチ打ちに慣れるための入門用であったり、デリケートな股間部分へのムチ殴打などには最適です。
ご希望の方にはロウソクで責め立てるオプションを用意しております。
ロウソクは、SM専用のものを使用します。SM専用に作られたロウソクは融点が低めに設定されており、火傷を引き起こすほどの高温にはなりません。
アイマスクは光がほとんど入らないように幅広に設計されていますので、本当に真っ暗な状況が味わえます。視覚を遮ることによって、触覚が研ぎ澄まされ感度がアップすることに加えて、どこを触られるかわからないドキドキ感を味わうことができます。
STEP3 施術終了
シャワーを浴びた後、コーヒーを飲みながら、余韻に浸りましょう(^^)施術を受けていただいた感想や、手足のしびれや痛みなどの有無を確認させていただき、必要に応じてケアを行います。