女性をいかせるテクニックの秘訣(1st Step)
緊張を和らげるソフトマッサージ
最初は女性の緊張を和らげることを目的にマッサージをしましょう。首筋から上腕部にかけては、筋肉を軽く揉み解す要領で刺激します。これが緊張を解くばかりか、肩こり等も解消できるのです。背中から脇にかけては、外から内に、内から外へと円を描く要領で手のひら全体を使用して、ソフトに撫でます。これを2~3分繰り返すことで、女性の全身から力が抜け、体がだんだん性感マッサージを受け入れる体制が整います。
次に背骨の両サイドに潜む腰のツボを指圧することで、子宮の働きを促進させ、刺激が下半身に伝わり、下半身自体がだんだん熱くなるのです。
女性をいかせるテクニックの秘訣(2nd Step)
脚部への愛撫
イッたことのない女性に多く見られるのは、ソフト愛撫を広範囲で受けたがることです。絶頂未経験者ほど、足先や指先といった身体の端々への愛撫に弱いのです。そこで、まず足先へのマッサージから入りましょう。女性の足首を持って、足指の間に指を一本ずついれて入念にマッサージを施します。次に土踏まずを中心に足裏を親指で指圧しながら、ふくらはぎをひざ裏までもみ上げてください。ここで10分はかけましょう。
女性はバストやヴァギナといった超敏感ポイントでは、容易に高まりますが、手足などのパーツ部はなかなか高まりません。そんな高まらない、遅い先端部分の性感度を先に高めるのがポイントです。腕や手には足指同様、一本ずつ丁寧にほぐした後、付け根から二の腕まで、つめをやさしくあてて撫で上げていきます。撫で下ろす時は、腕の裏側や側面を指使いを変えて刺激。口に指をくわえ、一本ずつしゃぶりながら行えば効果は倍増!肩やひざといった丸みの有る部分にはローション+つめの愛撫は有効です。五本の指先を立て、わざとつめの表面を肌に当てながら、じんわりと開いたり閉じたりします。これだけの動きで、女性はくすぐったいような新快感を得られます。ポイントは手のひらだけのマッサージではなく、指先、つめや甲を使うことです。
女性をいかせるテクニックの秘訣(3rd Step)
おもてへのマッサージ
いよいよバストや股間といった超敏感部に迫ります。でもいきなりバストをわしづかみなんていうのはいただけません。まず女性を仰向けに寝かし、男性がそのサイドに寄り添うように迫り、へそを中心にお腹全体をやさしく愛撫しましょう。ここで重要なのは指の動きです。親指から小指まで、五本の指をおのおの小さく円状に動かしながら、手を移動させます。お腹への愛撫なら、下腹部に手のひらを当て軽くバイブをかけながら、五本の指の腹部分かつめが、へそや脇腹そしてあばら骨下の溝等に当たるように調節して、それぞれ独立した動きをさせると効果的です。
バストへの愛撫では下からもみあげる様に手のひらを裾野にあて、乳首周辺や脇のラインなどに小刻みな指先愛撫を行います。脇腹や腰へのラインへのタッチには、五本の指をそろえて、指の腹もしくは爪先を肌に軽く当て、下から上へとハケで払うようにさっと愛撫します。場所によってその速度に強弱をつければ、いく通りもの刺激となって快感を与えられます。
乳首と並ぶ敏感ポイントに敏感ポイントであるお尻にも、この指先は有効です。女性をうつぶせに寝かせ、太ももから肉を揉むように豪快に揉み解しながらも、同時に五本の指で割れ目、アナルに刺激を送れます。鈍感といわれるヒップも、この複合愛撫なら必ず反応することでしょう。
女性をいかせるテクニックの秘訣(4th Step)
舌や唇を総動員してバストやヒップへ連続攻撃を
ただでさえ刺激的な唇愛撫を、敏感度が数倍アップするローションプレイ中に駆使するわけですから、その快感はこれまでのものと比較にならないはずです。女性を一気に絶頂まで導くフィニッシュ技として、これほど最適な愛撫法はありません。キスから始めて舌先を首筋、乳首、腰に移し、裏に回って背中やお尻を舐め尽くします。特に耳や鎖骨の溝といった窪み部分には、時間をかけて入念に行うのがポイント。先端を尖らせた舌先を一気に耳穴奥まで侵入させ、ピストン運動の要領で出し入れさせて、女性にゾクゾク感を与えたり、舌を一杯に広げて、鎖骨上部の溝をぺろんぺろんと舐め上げたりと、舌は指以上に変幻自在の刺激を与えることが出来ます。
特に尻裏の太もも付け根と骨盤の二箇所を丁寧に舐め上げると、大方の女性はかなりの状態で感度が高まります。その後の股間愛撫の効果を最高レベルまで高めるためにも、ここに時間をかけて丁寧に攻めることが重要なのです。
女性をいかせるテクニックの秘訣(5th Step)
フィンガーテクで絶頂へ
股間愛撫は指と舌のコンビネーションが肝心です。まずは膣入口を人差し指と中指で探りながら、クリトリスやヴァギナにたっぷりとローションを塗り、クリトリスの包皮をゆっくりと押し広げます。その上で剥き出しになったクリトリスに、今度は指先でローションを塗っていきます。この時、中指は膣内に挿入させ、膣上部のGスポットを指腹でかき出すように刺激し、膣の外(クリトリス等)と中(Gスポット)の両面から攻撃します。クリトリスとGスポットへのW指攻めで、女性を限界まで高め、その上で中指でピストンを行うとイクことは間違いないはずです。
各パーツへのテクニック
髪:五本の指でかきむしる
髪は隠された性感帯。いつもヘアスタイルをきちんときめていたい女性心理の背後には、いつか乱れる瞬間への願望がこめられている。五本の指を広げて髪の中へ指しいれ、かきむしる。
唇:唇を軽くくすぐる
唇の周りは性感帯の宝庫なので、たやすく性感を高めることができる。唇全体を指の腹で撫でるのはもちろん、口の中に中指を挿入し、指の腹で上あごの裏の固くてヌルヌルした部分を軽くくすぐるように撫でる。
耳:耳たぶの表と裏をさする
他の部位と同時に愛撫すると効果が倍増するポイントである。愛撫最中に親指、人差し指、中指でソフトに耳たぶの表裏をさする。また親指以外の4本指の腹で撫でるのも効果的。
肩:鎖骨周囲をソフトになぞる
肩への指技のポイントはずばり鎖骨のくぼみ。ここは皮膚が薄いために刺激に敏感である。薬指や小指などで窪み周囲を撫でるのが基本。根気良く続けることが大事。
脇:3本指でくすぐるように愛撫
脇や脇腹への指技は特に万歳の姿勢をさせて、行うのが効果的。小指、薬指、中指の3本指の背でくすぐるように撫でる。絶頂が近づいたら、骨盤の上の腹側を親指で押し、残りの指で背を押すと膣が締まります。
乳首:指の先で転がし、さすり、ふるわせ、つまむのが基本
①乳首が勃起したら、親指と人差し指でつまみ、力を入れたり緩めたりして乳首を刺激する。乳首の先端から側面までまんべんなく刺激できるので、絶大なる効果が期待できる勃起したら全体を、に心がけよう。
②中指と人差し指の側面で乳首を挟み、前後左右に震わせたり、乳首を人差し指、中指の背ではさみ、親指の背で軽くタッチして震わせる。乳首はバイブの効果に弱いのです。
③ソフトタッチする時は薬指や中指の背でさするといい。間違っても爪は立てないように。五本の指と手のひらで乳房を下から包み込む。持ち上げるようにしてさするのが基本。ハードタッチはM女向き。
④乳首は先端だけ出なく、その側面もまた敏感なのである。手のひらで乳房全体を押しつけながら、乳首を転がすのも良いし、親指の腹で乳首に触れ、残りの4本指で乳房を揉みながら、親指で乳首を転がすのも効果的です。
背中:助骨を一本一本丁寧になぞる
五本指を広げ、立てるようにして爪の先端で背中を上下にささっと撫でるだけで性感は驚くほど高まる。助骨を一本一本なぞったり、背中の一番下、脊椎の両脇10センチにあるツボを刺激するのも良い。
女性器:様々な攻撃で一気にフィニッシュへ
①局部を覆うように手のひら全体を股間にあてがい、ゆっくりと揉むように圧迫する。その時クリトリスを圧迫するイメージが大切です。ソフトな刺激だがこれが特に効果的。
②クリトリスを包んでいる包皮を上から軽くつまんでやる。あくまで包皮の上から、が基本。直接は不可。女性が腰を動かし始めたら、男性は強弱のリズムをつけて、つまんでやると良いです。
③片手をへその下に当て、そのまま上方向に引っ張ると包皮がめくれ、クリトリスが剥き出しになる。そこをもう片方の手の中指でソフトに愛撫する。中指は愛液や唾液などで濡らしておくと良いです。
④大陰唇の両脇に手をあてがい、膣口を左右に開いたり閉じたりする様左右に動かすと、クリトリスにも左右に引っ張られているような刺激が伝わる。羞恥心とあいまって効果は絶大。特にクリトリスが敏感な女性に向いている。
⑤人差し指でクリトリスを圧迫しながら、小陰唇を親指と中指で愛撫する。クリトリスを頂点に2枚の小陰唇に挟まれた”快楽のトライアングル”が同時に刺激されるので悶絶効果は抜群です。