30Jul
トリートメントよかったですよ。
アロマバスも香りがよくて(もう一人の方に性感マッサージをお願いした時に用意されたアロマバスは、香りなんて全然しなかったので、それはがっかりでした)とてもいい気持ちでした。それからベッドの上でも、色々と身体に塗ってくれましたよね。あれで身体中がすべすべになって、後でお風呂で身体をリンスしてから今に至るまで、肌の状態が実にいい感じです。まだ、ほんのり香りも残っていて、りゅうさんのことを思い出してしまいます。
目隠しをされてりゅうさんとしたディープキスも、とても好きでした。もちろん、目隠しなしでキスした時も、あなたの顔が見えたから逆にとってもよかったです。
セックスももちろんいいのだけど、私に限らず女性はキスが大好きなんじゃないかな(もちろん、誰とでもそういうことをするわけじゃないけどね)。あなたのディープキスは、本当に素敵よ。
あと、指で刺激されたのもよかったです。テクニック云々ということで言えば、その他大勢と比較するほど私は経験豊富ではないので何とも言えませんが、りゅうさんの激しい指使いを受けている時(ああ、この人はセックスでもこんなに激しいのが好きなのかな)なんて思ってました。そういうものを彷彿とさせる指使いって、女性にとっては結構感じ入るものがありますよ。
それから私個人として感じたのは、もう少しじらすようなテクニックを使うと、女性はもっと乱れてしまうのではないでしょうか。例えば、アナルを指先で軽く刺激しながら、同時に触れるか触れないかくらいの微妙なタッチでクリトリスを刺激すると、女性はもっと欲しくなって自然に腰を淫らに動かしてしまったりするのです(あ、それは私のことなんですけどね)。あとこれは個人差がありますが、こんなふうにじらされたり、我慢できないくらいに感じている時に、言葉でいじめられるのを好む女性も多いのではないでしょうか。私はその類いなので、エッチの時にそうした言葉の刺激も受けると、淫らに感じる身体の感度も恥ずかしいくらい上がってしまいます。
トリートメントの感想としては、こんなところでしょうか。
私が今回の帰国で、性感マッサージという全くの未開拓な分野に入っていったのは、単に自分の身体に興味があったからです。自分の身体をよりよく知る、というのは自分自身のことをより理解することになるからね。ここ2年ほど私が様々なことを乗り越えながら実践してきた、自分探しの延長線のようなものです。ですから、言い換えると私は男が欲しくて、男探しでこういうことをしたというわけでは全くなかったのです。多分そういう気持ちが先走っていたのなら、たとえ私が我慢できないほど男に飢えていたとしても、性感マッサージには関わらなかった筈です。自分の性欲の為に金の力で男を自分の言うなりにするなんて、他の人達はともかく、私はそういうことをする自分を絶対に許せなかったことでしょうから。
最初にマッサージのセラピーを施した人は、エッチだけれど本当にマッサージオンリーの中年男性で、飄々とした実に当たり障りのない人で、こちらも「ふーん、こんなもんなのか」と感情的に引きずるようなものは全くありませんでした。ただ、彼のセラピー全般に関しては、請求された額に見合うような満足感が得られなかったことから、こちらに滞在している残された僅かな期間に、もう少しでもベターなサービスを施してくれる人はいないものか、ということでりゅうさんにコンタクトを取ることになったのです。ですから、最初のセラピストに満足感があったとしたら、こうしてりゅうさんとお会いすることもなかったわけですよね。
りゅうさんを含めてたかだか二人だけですが、今回こうした分野にいる方々と接触したことによって、また新たに感じて見えてきたものがとてもあり、それは私にとって非常に大きく貴重な収穫と学びになりました。
私はトリートメントを受ける、ということでこうしたサービスを今回りゅうさんにお金を支払って提供してもらうことになりました。別に金で男を買うわけでもなく、金の力で自分の性欲のはけ口を見つける、ということでもない、性感マッサージの看板を出している業者さんに自分が興味を持っているセラピーを単に受けるというだけ。そう考えて、抵抗感無くりゅうさんを含めた二人の男性と関わることになりました。
最初のセラピストには、金銭面とサービス面での不満を結果的に持つことにはなっても、身体の関係をもつことがなかったため感情的に引きずるようなものは、何一つありませんでした。
お金を支払う時も、(ちょっとぼったくられたな)と思った程度で、取り立てて抵抗感もなかったのです。
そのことを考えると、残念ながら今後あなたのクライアントに私が成りうることは考え辛いと思われます。マッサージの領域を踏み越えた人とお金を払うことによって繋がっている、というのは私にとって苦痛が伴いそうだからです。
ただ、あなたがアメリカと関わりをもつ立場でもあり、アメリカにも目を向けている、ということなので、私で何かしら役に立てるのなら喜んで出来る範囲であなたをサポートしたい、と考えてはいます。
私があなたの固定客にならなくなった、ということであなたにとって私はもはや何の価値もなくなった、というのであれば私のことを自由に切り離して下さい。
ただ、今後もしも再会することがあるのなら、その時はお金を払ってあなたと身体を重ねることはしたくない。あなたとステディな付き合いを要求しているわけではないし、あなたに求めるものもないけれど、これからもしも接触があるのならば、お金やトリートメントということは外して向き合いたい。それよりは、多分あなたのことをもっと知りたがっているのかな。
この限られた滞在期間に、あなたと巡り会って触れ合うことができたことを、本当に感謝しています。
あのね、トリートメントももちろんよかったんだけど、ベッドの中で一番気になったのは、あなたの横顔だったの。(りゅうさん、本当はどんな人なの?)(ねぇ、どうしてこういうことをしてるの?)って訊きたいことはたくさんあったんだけど、あくまでお金を払った上でのああいう関わり合いだから、踏み込んだことは訊いちゃいけないんだろうな、と思って何も言わなかったんだけどね。あなたに抱かれながら、あなたの目を探るように見ている方にずいぶん気を取られてたみたい。今にして思うと。